ケセラセラ~グリオーマ闘病記

30代の夫がグリオーマG4と宣告されました。

10月(病気発覚後3ヵ月) 再発?

突然の頭痛から発覚したグリオーマ。

それから3ヵ月が経った。

 

職場復帰

10月1日から、職場復帰することになった。

最初からフルでの仕事は無理だろうとのことで、週20時間のパート扱い。

正直傷病手当をもらってた方が収入としては高いのだが、ずっと家にいると夫にとっても私にとっても精神衛生上良くないと思ったので、働くことを後押しした。

後遺症はほとんどなかったため(たまに疲れがたまると呂律が回らなくなるくらい)業務自体は問題なくこなせたようだ。

周りの同僚にも病名や経過など全て公表しての復帰。

色々と配慮もしてもらい、ありがたい限り。

 

放射線後初のMRI

サイバーナイフ終了直後に画像検査をして以来、初めてのMRI。

放射線の効果が判定できるとあって少し緊張したが、頭痛などの症状もなくそれほど心配してはいなかった。

が、造影される部分がまた増大しているという結果だった。

初診ほどではないが、かなり大きくなっている。

放射線が一番効いている時期にこれだけ増大したということは、効いていなかったということか。私も夫も落胆した。

主治医からは、画像だけを見てこれが再発か放射線による壊死か判別はできないが、すぐに手を打った方がいいと、この日にすぐアバスチンを始めることになった。

スードプログレッションという、テモダール&放射線が効いているとこの時期にまるで再発したかのような画像になるという話を聞いていたので主治医に確認すると

「うーん、どうかな~」とはっきりした返答は得られなかった。

とにかくMRI画像ではなぜ増大したかは分からないということで経過を見ていくしかないようだ。

診察が終わって廊下で待っている間、夫が沈んでいる様子がよく分かった。

重苦しい空気が流れた。

アバスチン

診察中すぐに薬剤部に連絡を取り、アバスチンの在庫を確認してくれ夕方ではあったがアバスチンを投与することになった。腫瘍へ行く血管を阻害し兵糧攻めにする薬とのこと。放射線壊死にしても再発にしても著効性があり、効いてくれば来月のMRIではっきり効果が確認できるだろうとのこと。

あとで調べたら、残念ながらアバスチン自体に予後を延長する効果はないらしい。

でもただでさえ、治療法の選択肢が少ない膠芽腫。やれるものは何でもやってみなくては。

初回は90分かけてゆっくり点滴で落としていく。副作用の少ない薬ということもあって特に変わった症状は見られなかった。血圧が上がることがあるので、自宅で血圧をチェックするよう言われた。

化学療法室で看護師さんと会話していると、暗かった夫の表情も段々明るさを取り戻し私も少しほっとしたのを覚えている。

「○○さんは本当に明るい方ですね」と言われた。病院に行くと本当によくしゃべる。(自宅でもよくしゃべるのだが)医療スタッフの方とコミュニケーションを取ることが楽しいようだ。

アバスチン投与中、会計のことが頭をよぎった。まさかアバスチンを使うと思っていなかったので持ち合わせがない。いくらかかるか確認してもらったところ、やはり限度額いっぱいの8万越え!

テモダールも高いがアバスチンも高い。慌てて最寄りのコンビニまで走りとりあえずATMでまとまった額を下した。

会計をする頃には外は真っ暗。私達以外ほとんど外来患者は残っていなかった。

 

テモダール維持療法開始

アバスチン投与二日後からテモダール内服を再開した。(本当は翌日から開始予定だったがアバスチンのせいで夜遅くなってしまい薬が手に入らなかった)5日間飲んで23日休薬するという維持療法だ。主治医の方針でこれが2年続く。放射線治療中飲んでいた量の倍量なので、副作用が心配だった。

初日は私の舌の裏にできたできもののMRI結果が出る日だったので夫に付き添ってもらった。私はもちろんだが夫も緊張していたようで、結果が悪い物ではなかったので2人でほっとした。血管腫ということで手術を勧められ12月に手術が決まった。

病院後2人で王将で昼食。

このあたりで夫が不調を訴え始める。普段はモリモリごはんを食べる夫が頼んだのは小さなチャーハンだけ。食欲がないようだ。やはりテモダールの副作用なのか?それともアバスチン?

この後夕方から2時間仕事。やはりふらつきや気分の悪さが見られ、周りに心配され翌日の勤務は半日にしてもらうことにした。

ただ不調だったのはこの日だけで、その後の4日間は特に目立った副作用は見られず食事も普通量取ることができた。

 

アバスチン2回目

2週間空けて、アバスチン2回目。この日は60分で落としていく。

私は化学療法室まで付き添わなかったため、様子は分からなかったがこの日も問題なく終了。テモダール初日の症状はアバスチンの副作用ではなかったようだ。

この後の診察でも特にトピックはなく、体調に変化がないことを確認して終了となった。